トップメッセージ

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株主の皆様には、平素より格段のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当連結会計年度(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の概況につきまして、ご報告申し上げます。

当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が沈静化するなかで経済活動は正常化に向かっております。円安や資源高を受けた原材料コスト増加の影響もあり、企業収益は製造業において減益傾向にありますが、全体では緩やかな景気回復が続いております。先行きは、コロナ禍による経済社会活動の制約が解消され、内需を中心に緩やかな景気回復が期待されますが、物価上昇や海外経済の減速による下振れ懸念、ウクライナ情勢の深刻化などのリスクもあり、不透明な状況が続くと予想されます。

このような事業環境のなかで、当社グループは経営基盤の更なる強化に取り組むとともに、収益拡大に貢献する製品開発とその拡販に努めてまいりました。

この結果、当連結会計年度の売上高は368億3千8百万円(前期比10.1%増)となりました。また、利益面は営業利益50億5千7百万円(同3.6%増)、経常利益53億8千9百万円(同5.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は40億7千9百万円(同17.5%増)となりました。

当社グループは、さらなる成長に向けて基盤構築を迅速に実行し、当社グループを取り巻く厳しい環境を乗り越える強固な経営体質を構築してまいります。

株主の皆様には、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2023年5月

代表取締役社長 矢野 浩史