トップメッセージ

株主の皆様には、平素より格段のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業収益を支えに、年度後半では米国の関税引き上げへの警戒感はあったものの、企業の設備投資は堅調に推移しております。また、雇用・所得環境も改善傾向が継続しており、景気は緩やかな回復が続いております。一方、海外経済は、今後、米国の関税引き上げにより米国・中国経済の悪化が景気の下押し圧力となる影響が懸念されます。また、未だに収束の道筋が見えないロシアのウクライナ侵攻や中東紛争などの地政学リスクもあり、先行き不透明な状況が続いております。
このような事業環境のなかで、当社グループは経営基盤の更なる強化に取組むとともに、収益拡大への貢献が期待できる品目への選択と集中を推進してまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は356億6千3百万円(前期比6.4%増)となりました。また、利益面は営業利益48億9千5百万円(同16.6%増)、経常利益52億1千万円(同 17.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は38億7千万円(同 16.3%増)となりました。
当社グループは、さらなる成長に向けて基盤構築を迅速に実行し、当社グループを取り巻く厳しい環境を乗り越える強固な経営体質を構築してまいります。
株主の皆様には、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年5月
